Mac OS Xでsshdのポートを変更する
MacOSX(Tiger限定)のSSHdポート変更方法のメモ。
(実は、うちの研究室のコンピュータはMacなのです。未だに初心者Lvだけれど…)
MacOSXにはデフォルトでsshdが入っており、[システム環境設定]→[共有]→[サービス]→[リモートログイン]にチェックを入れるだけで動かすことができます。
OpenSSHなのでほとんどLinuxやらと同じなのですが、ポート(通常22)の変え方はちょっと違うのです。
Linuxでは/etc/ssh/sshd_configでポートの変更はできると思います。OSXにも/private/etc/sshd_configがあるのですが、ここで変更しても適用されません。
実際ポートを変えるには、/etc/services内の
ssh 22/udp # SSH Remote Login Protocolを
ssh 22/tcp # SSH Remote Login Protocol
ssh 12345/udp # SSH Remote Login Protocolのように変更するとよいです。
ssh 12345/tcp # SSH Remote Login Protocol
(上記の場合はポートが12345になる)
このままでは、sshコマンドで他のコンピュータに接続するデフォルトのポートも変更されてしまうので、
/private/etc/ssh_config内の
# Port 22のコメントアウトを解除しておいた方がよいでしょう。
後は[システム環境設定]→[共有]→[サービス]→[ファイアーウォール]→[新規...]でポートを開ければ完了です。

- [2007/05/22 19:11]
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コメント
/etc/servicesいじるってことは、Macはinetd経由でSSHdとか走らせてるって事?
前バージョンのPanther(Ver.10.3)まではxinetdで走らせたみたいだけど、Tiger(Ver.10.4)からMac独自のlaunchdちゅうものでやってるらしい(知らんかった…)。
ちなみに、launchdはinitやらcronの機能まで担ってるという…。